インパルスウェルダーは省エネタイプの溶着機で、瞬間加熱と瞬間冷却を同時に行います。
安全性が高く、品質安定性に優れています。
従来のビス締めと比べて、リサイクルが容易なのが大きな魅力です。
地球環境に優しくなっており、持続可能性が高いマシンだと言えます。
インパルスウェルダーの仕組みは、抵抗体のチップに電流を流すことで過熱されます。
熱可塑性樹脂であるボスを溶着し、チップ先端部から圧縮エアーを噴出させます。
これにより樹脂が冷却固着され、スポット溶着が可能になるわけです。
複数点においても同時に溶着が可能で、100ヶ所でも動作時間は殆ど変わりません。
インパルスウェルダーの可能性は無限大で、実際に様々なシーンで活躍しています。
異材間での溶着も可能で、幅広い用途に適用できます。
何より加圧力が小さいので、表面に影響を及ぼす心配がありません。
溶着頭部の形成後は、過熱によって強度が高まります。
自動車のテールランプをはじめ、ハイマウントランプやトランクサイドなどに使われています。